終電まで頑張る人

いつも夜遅くまで働いている人がいる。
毎日終電だよ・・・・というのは長時間働く人からよく聞くことのできるセリフだと思う。

終わりのない仕事

遅くまで、そして終電直前まで仕事をしているのは、仕事が終わらないから、ということになるだろう。仕事が多い、というのも理由のとしては一般的だろう。仕事が終わらないから、終電まで仕事して、仕方なく終電で帰るのだ、と。

 

終電は外部要因

終電という外部要因がその人の仕事の区切りとなっているというのはどのような状況なのだろう。XXが終わったから今日はおわりZZは明日やるぞ、ではない。「終電だから帰ろう」である。処理している業務には関係ないのだから、その進捗や締めまでの残ボリュームは一切関係ない。この人は鉄道会社が終夜営業を始めたら家に帰れるのだろうか?

 

終電まで頑張ってます

一般的には締めのない仕事というのはあまりないだろうから、いついつまでにはこれは終わらせなければならないというのは初めから決まっているはずだ。そして終電まで残る人はわかっているのではないだろか。

スケジュールに間に合わない

と。

対外的に「これ絶対終んないよ」とは言いづらいだろうし、とにかく終わらせなければならない。しかしこの絶望的なボリュームに直面したとき、その人が取れる行動の一つが「終電まで頑張る」なのである。

いつか訪れる締日、その日にその仕事は終わっているかもしれない。表向きには終わっているけど中身は酷いことになっているかもしれない。

中途半端なものができたかもしれない、品質最低かもしれない、下手すりゃ終わらなかったかもしれない。でも仕方ないじゃないか。俺は毎日終電まで頑張っていたんだぜ?

 人は直面した仕事がまともに終わりそうにないとき、考えるのだ。どうすれば怒られず、責任を取らずに済むだろう、と。

「毎日夜遅くまで頑張った結果なんだから仕方ないよね・・・」

人からそう思ってもらえるように、そして自分自身を慰めるためにも、今日も終電まで仕事を頑張るのである。

JRおよび各地の電鉄が、終夜営業を開始しないことを心から祈るものである。

 

JR時刻表 2014年 01月号 [雑誌]

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