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客センに電話するコストの謎

客セン、いわゆるお客様センターに用があって電話をかけることがあるだろう。今どきはWebから問合せができることも多いが、最後の最後は電話だ。

そのときに提示される番号は以下のようになるだろう。

通話先が一般回線の場合

最近は携帯しか持っていない人も多い。その場合は通話料が高額になる。最近主流のプランであれば1分40(以降税別)円くらいなので、仮に5分待たされればそれだけで200円、用件が5分で済んで400円である。

では一般加入電話からなら安いかというと、そうともいえない。何も考えずに発信すると結構料金が嵩む危険性がある。距離別、時間帯別で細かく料金が定められており、一括りにできないが、例えば大阪から平日昼間に東京にかけると10分で270円くらい。
発信者側がひかり電話IP電話など、VoIP系だと状況が異なってくる。相手が一般回線であれば全国均一終日3分8円であれば、同じ10分間の通話は32円で済んでしまう。携帯でかけるのと比べると牛丼一杯食べられる程の差がついてしまう。

通話先が一般回線の場合、以下の順でコスト高となる。

通話先がフリーダイヤル

やった!フリーダイヤルだよ!通話料無料だよ!
と、喜び勇んでかけてみたら「この番号からの接続はできない」とあしらわれたことはないだろうか?そう、携帯でかけた場合、かなりの確率でこのお断りメッセージを聞かされる。
だがちょっと待って欲しい。先ほどのように携帯からの発信は高額だ。バンバンかけられたらとんでもない金額になる。
実際どれくらいかかるのかを調べてみた。
http://www.ntt.com/freedial/data/cost2.html
やっぱり10円で15秒くらい、こんなにかかるのなら「携帯お断り」にしちゃう会社もあるだろう。私たちは用がある一回きりだが、一日中かかってくるんだから。
固定回線からフリーダイヤルであればじっくり腰を据えて客センと話をすることができる。逆にIP電話だとフリーダイヤルにかけられないことが多いが、大抵の場合「携帯・PHSからはこちら」という固定回線が提示されるのでそこにかければよい。

通話先がナビダイヤル

通話先がナビダイヤルなのは最悪だ。
http://www.ntt.com/navidial/data/cost2.html
携帯から発信するときは、1分30円くらい、10分話すと300円くらいになる。
問題はこちらが一般加入電話、特にVoIP系の低コスト回線を使えないケースが多くなることだ。普通の固定回線へ繋がせてくれず、ナビダイヤルのみを提示する凶悪な企業もある(佐川とか)。ナビダイヤルは料金も高く消費者側の便益を損ねるサービスとしか思えない。せめてナビダイヤル0570番号と固定回線を併記する配慮が欲しい。

通話先が050IP電話

050への通話料金は事業者によって微妙に異なるが距離時間によらず3分10円前後、但し携帯からかける場合は、発信者側の料金設定となるためやっぱり高くなる。
発信者側が050IP電話で提供事業者が同じだと、なんと無料である。

まとめ

固定電話がある場合はそちらから電話しよう。IP電話でなければ、プラチナラインなどマイライン系の割引サービスにあらかじめ加入する。
自宅にインターネット回線があるなら050IP電話、ひかり電話を利用することで格安で電話がかけられる。
手元に携帯しか無かった場合。短時間で済めばよいが、時間がかかる場合やかける回数が多くなるなら、050plusなどIP電話アプリをスマートフォンに導入することを検討しよう。出先からも使えるのでかなり応用範囲が広い。
ガラケーなら無料通話のついたプランが選べる(SB除く)ので、プランを変更することも考えたい。

諸悪の根源

ナビダイヤルも、その料金の高さ故、消費者側からは嬉しくないサービスだ。しかし、一番拙いのは、携帯からの発信料金の高さではないだろうか?1分40円のレートはどう考えてもまともじゃない。スマートフォン全盛になってから通話料は昔より高くなってしまった。パケット定額料金も高いし、通話料も高い。この国の電話料金はなんでこんなに高いのだ?携帯電話キャリアにカモにされない、賢い消費者でありたいものである。