TMAX530売却査定の記憶

売却の経緯

2013年式(平成25年式)ヤマハTMAX530ABSを乗り換えのため売却した。レッドバロンで購入した国内仕様で4年12,000キロで乗り換えとなった。去年のイベントはユーザー車検を受けたくらいで距離も伸ばせなかった。バッテリーも弱ってきて、最後は四輪からジャンプケーブルで繋いで起動するような状態だった。

レッドバロンで下取り査定し、そのまま渡しちゃうつもりだったのだが、次の車両の納期が遅れに遅れヒマだったので、買い取り業者に査定してもらうことにした。二輪の買い取り業者とは初コンタクトだ。

レッドバロンの店長へは雑談でそのことを話したが、買い取り業者の商法、あくどさ、帰らずに苦労する、ウチの査定を超えるはずがない自信があります等、熱いトークを延々と聞かされた。「万一、ウチより高い査定でたら、負けないから連絡してよね!ハハハ!」でようやく解放された。

査定申込み

一括査定申込みサイトから買い取り査定を依頼した。結果、数社からメール、電話があった。その時点でレッドバロンの査定+30万とか+20万とかすごい金額が乱舞、いったい本当はいくらなんだ!

連絡のあった会社から、提示金額でメリットがないところを除外し3社と時間調整して査定を依頼した。後からまとめるが、ここで日程時間をバラバラにしたのは失敗だった。同じ時間帯でないのはおろか、日も別にしてしまった。レッドバロンの言い分&よく聞く買い取り業者の悪評から、たいした金額は出ないだろう、という先入観があったことも理由だ。

いざ査定

1社目の業者がやってきてバイクを見始める。弱ったバッテリーにはたっぷり充電し、エンジンも完全暖気状態でセル一発起動だ。車体各部をチェックし、エンジンをかけ、業者が提示した価格は、レッドバロン下取り価格+8万円であった。

車両の状態もよく、是非売って欲しいといわれ心揺れる。。。。他の業者が来ないんですか?って向こうからいってきて、一緒でもよかったのかと問えば「そんなのしょっちゅうです」だと。今日保留してもよいが、同じ金額は出しづらいので決めて欲しいとのこと。日を後ろにずらしても他の業者と日程時間帯を合わせるべきだった・・・・

バロン様の対応はどうよ

あそこまで自信満々だったバロン様はどうでるのだろうか。負けないから連絡ちょうだいねっていわれてたし電話してみた。

さぁ店長の回答は・・・

無理っす

おい店長!あの自信は?店内に張ってあった「買い取り業者より3万円高く買い取ります!」のポスターは何やねん!

これが決め手?となり、買い取り業者へ車両をその場で譲渡することに決めた。

まとめ

バイク買い取り業者は某バイク王の悪評や自演事件などですっかり評価が下がり、ネット上でもさんざんな書かれようであったが、少なくとも自分はレッドバロンよりも高い査定が出て売却することができた。これは一つのケースでしかないので、全体的にどうかはわからないが、バイクを手放すとき、乗り換えるときは衝動的(笑)にやらず、売却にかける時間も確保して有利な条件で手放すことを考えよう。

査定をみていて思ったが、基本、走行距離と外装(傷の有無等)しかみていない。エンジンは1度かけただけですぐ止めちゃったし、空ぶかしすらしなかった。

価格で負けたレッドバロン、あそこは下取り査定で計測機(ACIDM)にかけてスロットル全開でチェックかけてる。走る機械として扱う誠実さでいえば、レッドバロンも悪くないのかもしれない。でもあのポスターは嘘だしあかんわ。

ACIDM(アシダム) / アフターサービス:レッドバロン