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自動車保険の特約は自分を守る武器でもある

はてなブックマークで話題になっていた、交通事故被害の件。なんだが加害者側が開き直っていて、「加害者が払う気が無いといっているので払いません」という酷い話のようだ。しかし話が被害者側の言うとおりだとすれば、そこまで嘆く事案ではないのではないか。

freelancer875.hatenablog.com


理由は以下のとおりだ。

加害者側が任意保険に入っている

相手側の保険会社がという話が出ているので、加害者は任意保険に入っているようである。これは被害者側にとってはかなりの救いで、相手が任意保険未加入だと最悪だ。その場合支払能力も欠如している場合がままあり、訴えようがなんだろうが無い袖は振れないと開き直られ、被害が弁済されない不幸なことになる。どんなにクソな保険会社だろうが、相手が任意保険に入っていたというのは支払能力のある相手と交渉の余地がありまだ救いがある。

自己救済のための特約がキッチリついていた

記事を見る限り、人身傷害特約と弁護士特約が付帯されているようだ。

私は過失0の被害者なのに自分の任意保険の人身傷害保険を使うことにはなりそうですが、

自動車の任意保険には弁護士特約も付けています。

被害者側は

私は過失0の被害者なのに自分の任意保険の人身傷害保険を使うことにはなりそうですが、時間と手間だけ無駄にかかりそうなこの件を弁護士に依頼するかどうかは、まだ決めかねています。

とあるように、なぜ自分の保険契約(人身傷害特約や弁護士特約)を使わねばならないのだと嘆いているのだが、認識に著しい誤りがある。

これは全く逆で、このために人身傷害特約があるといってもいい。責任割合や相手との交渉状況に関わらず、治療費はおろか慰謝料まで支払われる。しかも人身傷害を使っても翌年の保険等級は下がらない。従って迷わずに自分が契約している保険会社へ連絡して人身傷害を使い処理を進めることを伝えよう。自分の特約を使うことを嘆くのではなく、高い保険料を払っていたことが報われたのである。
なお心配しなくても被害側の保険会社は相手に対して損害を請求するので、相手が逃げ得になることはない。

同様に弁護士特約の利用も保険等級への影響がなく使わない手はない。

保険会社同士で解決するよりも弁護士が出てくるだけで被害弁済額の相場は上がるそうである。追突事故ということで、車両への損害は相手方の対物保険でキッチリ修理してもらうよう交渉していくことになるだろう。

miurayoshitaka.hatenablog.com

事故に遭って気も動転し損害を受け相手が不誠実とくれば、ストレスがあって当然、愚痴だっていいたくなるっだろう。しかし、ここは「なぜ自分の契約を?」と拘るのではなく、しっかりした保険契約をしていたことに安堵しつつ、相手に対して打てる手を粛々と打っていこう。それがこの忌まわしい出来事を解決する早道である。