突然退社した新人くんを思い出す

以下を読んで色々考えていた。

anond.hatelabo.jp

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あれは何年前のことになるかな。

とある企業の新入社員としてウチの部署にきた新人くん。入社してどれくらい?1ヶ月も過ぎてなかったんじゃないだろうか。

ある朝上司に呼ばれ、彼が辞めたことを告げられた。

「教員として働くらしいよ」それくらいしか教えてもらえなかったし、前日まで会話してたのにそれっきり会うこともなかった。

新卒は新卒だけに1年に1回だけしかこないし、自分の部署に新人を獲得するのは大変だ。ずいぶんがっかりしたし、すぐ辞めるくらいなら入社すんじゃないよ!と思ったものだ。

 

しかしこの増田を読むに、教員も大変だ。年度の半端なところだったから、彼も非正規教員だったんじゃないだろうか。正直、増田を読む限り待遇ならウチの会社の方がよかったと思う。労働時間は長いけど・・・
教員になりたいという気持ちは、かなりの難関だったはずの新卒採用をあっさり捨てさせ、二十歳そこそこの若者の気持ちをそこまで駆り立てるものだったのなと、だいぶ時間が過ぎた今、思い起こしている。

彼は元気にやっているだろうか。