自分はラーメン横綱のラーメンが好きだ。大好きだ。
そのラーメン横綱のサイドメニューに、「明太マヨチャーハン」がある。
上のメニューの鉄板チャーハンに明太子とマヨネーズをのせたものだ。生卵も配膳され鉄板に回しかけるようになっている。
ラーメンにネギぶち込んでれば基本満足できていたのだが、「チャーハンが食べたい」という同時期に生じていた情念が発起され、気がついたらこれをオーダーしていた。
ビジュアル的にはなかなかうまそうに見える。明太子美味しいよね。
で、食べてみたけど、次はないかな・・・
生卵(調味料が混ぜられている模様)を鉄板に回しかける、これは演出としてはいいのだけどそれがこのメニューにおいて何の役割があるかといえば見た目以上のものはないといえる。残念ながら。鉄板で卵が焼けるんですよ、ジュゥってね。でもそれだけなんだよね。
卵の存在を殺す、いや全ての存在を破壊するのが当メニューの目玉である明太子とマヨネーズだ。熱々のチャーハンにこの明太子とマヨネーズを混ぜて口に入れると・・・・
明太子とマヨネーズの味しかしない
煮えた卵を混ぜてみようが何だろうが変わりゃしない。炒めた塩風味のご飯に主役として存在を主張する明太子とマヨネーズ味。これがこのメニューの正体である。
明太子も美味しい、マヨネーズも美味しい、卵も美味しい、チャーハンも美味しい!
でも全部混ぜたらよくわからないものになりました、ということを学んだので次回からはまたラーメン並にネギをたくさん入れて楽しむ横綱ライフに回帰したいと思う。