NINJA1000 売却 良い点悪い点 編

NINJA1000は売ります

2017年に購入したKAWASAKI NINJA1000を手放した。気に入らない部分があってずーっと気になっていて乗ってもあまり楽しくなかったのがいちばんの原因。さらにコロナ禍が乗らない理由を増やし距離も全く伸びず、これなら値段が付くうちに手放した方がマシだなと。車検も通したしタイヤも替えていたのだが、もっと前に売ってもよかったかもしれない。

好きになれなかったポイント

シフトフィール、シフトタッチ

これが一番気に入らなかった。あまり回転数を上げずに気楽に走りたいとき、各ギア間の繋がりがよくない。スパッと変速できなくて、クラッチミートに引きずられてギアが入るような感じ。ショックが出るしスムーズさに欠ける。回転を上げ目で走るとあまり気にならないのだがリッターバイクですよ?町中をダラダラ走るならぽんぽんシフトアップして厚いトルクを活かしてルーズに走りたいじゃないですか。それができないというかしづらくてストレスが溜まる。

そして変なところでギア抜けする。一番嫌だったのが5速と6速の間でのギア抜け。異次元のニュートラルに入るとトランスミッションが「カラカラ~」と異音を出し、そして「ガガガッコ~ン!」と壊れそうな音を出して唐突に繋がる。

ドンツキ

極低速コーナーとか町中の右左折時、スロットルの開け閉めに敏感すぎて乗りづらい。パワーがあってレスポンスもいいので仕方ないのかもしれないが、ギクシャクするしタンデムだと気を遣って疲れる。ECUを書き換えて燃料カットをOFFにすれば乗りやすくなるらしいのだが、そこまでやる気になれなかった。

ノッキング

6速で巡行中にガバッとスロットルを空けると「ジャジャジャジャジャジャジャ~」と異音が出てびっくりすることがそこそこの頻度である。ちゃんとハイオクを入れていてもダメ。各メーカー乗ってきたしカワサキもゼファー乗ってたことあるけどこんなことになるバイクはこれが初めて。

よかった点

カッコいい

デザイン文句なし。カッコいいです。ボリュームもあって所有する満足度は高いと思う。

ライトが明るい

LED化された小糸製のヘッドライトはローハイともに十二分な明るさで夜走っても安心感があった。

まぁまぁな燃費と航続距離

ハイオクということはあったがリッター18~19km/L位は走ったし燃料タンクは19L入るので航続距離も長めでよかった。

積載性

パニアケースを取り付ければタンデムで1~2泊の旅行もこなせる積載力。また専用パニアならグラブバーにダイレクトに固定でき使わないときの見た目を損なうこともなかった。

次の回で売却の顛末を書こうと思う。