X-ADV 初回車検

X-ADVの初回の車検に出した。

今回はユーザー車検はやめて近所のバイク屋にお願いした。
購入したドリーム店は一応見積もったが高すぎた。

オドメーターは7921km。

総走行距離

費用は以下の通り。

明細のキャプチャ

近所のバイク屋

自賠責重量税等法定費用 14,360円

 

車検代行手数料 12,100円

24ヶ月点検・整備 16,500円

排ガス検査、ヘッドライト光軸調整 3,850円

オイル交換 5,830

ブレーキフルード交換(前後) 8,250円

整備費用合計 46,530円

■総合計 60,890円

相場~相場より安いくらいかな。家から歩いて行ける距離にあるのはポイント高いし、今後のオイル交換とかタイヤ交換もここで頼もうかなと思っている。大事にしよう、地元の店。

あとオイルはホンダのG1かG2かなと思ってたけど聞いたらモチュール3100とのことだった。

車両に異常はなく追加整備はなし。バッテリーはそろそろダメだと思うんだけど、あと1シーズンは引っ張るつもり。

購入したホンダドリーム車検見積

頼んでない冷却水交換が入っており、それをさっ引くと

90,084円!

で3万近く差がある。
今後リコール以外でこの店に行くことは無さそうだ。

なおオイルはG2で単価は2,090円/Lとなっていた。

アルパイン ディスプレイオーディオ DA7Z とCarple AAwiressでAndoridAutoを使う

あまりにもニッチすぎてネット上に情報は無かった。なので自分へのメモ、運悪くこの組合わせで使うことになった人に向けて書き残す。

 

使用機材

ディスプレイオーディオ ALPINE DA7Z

AndroidAuto ワイヤレスドングル Carple AAwireless

 

 

 

スマートフォン

Google Pixel6a

セットアップした当初はわりとスッと繋がった気がするのだが、いきなり繋がらなくなった。対処方法が一つあり、スマホ側からAndoridAutoのプロセスを強制停止したり、ストレージを消去すると、繋がる。しかしその後はまたダメになるので、エンジンを始動するたびにこの作業しなければならなく、ワイヤレスで快適になるはずが逆に苦痛になる。

Google Pixel4a

ちょっと使いづらさはあるが、繋がる。
何がダメかというと繋がるのに時間がかかる。1~2分は待たされるので、スムーズさに欠ける。ただ、待っていればいつかは繋がるのでPixel6aよりはマシで、今は4aでAndoridAutoを使っている。

AAwirelessやサポートについて

Amazonのレビューでもそうだが★4にはならず微妙な点数で、使えなかった人もそれなりに居るんだろうと思われる。星の数ほどあるAndorid端末全てのサポートが厳しいのはそうなんだろうが、サポートもわりと適当だった。6aが使えないときやりとりした。サポートはLINE経由なのだが、返事まで二日くらい空くので時間もかかる。結局解決しなかったし。

DA7Zを使っていることを伝えたが、メーカー純正オーディオじゃないので云々いわれた。でもさ、アルパインだよ?ATOTO使ってるわけじゃない。

なので私が★つけるとしても3かなぁ。

 

 

 

X-ADV スマートキーの電池交換

X-ADVエンジンをかけると、液晶モニターに鍵マークや電池が無いよといった表示が出るようになった。スマートキーの電池切れが近い。21年4月から乗っているので3年弱で初回交換となる。2年11ヶ月かな。

交換する電池はCR2023、コインでキーの下部をこじると開くのだが、固くて傷が入る。ウエスで保護してやれとあるからそうしたにもかかわらずだ。イマイチだなぁ、ケースだけ交換なんてできないだろうから地味に大事な部分なのに。

あと電池のホルダー部分の取付も妙に固くて、取り外しも取り付けもやりづらかった。

電池はダイソーで三菱電機製2個で110円のものにした。

X-ADVのスマートキーは始動の電波を出さないモードに切り替えられるので、まめに切り替えてれば電池持ちがよくなるのかもしれない。しらんけど。

 

コペン(LA400K)を14インチへインチダウンする

コペン乗り心地が悪い 悪すぎる

コペンに乗り始める前から半ば分かっていたこと、また乗り始めてから確信したことは乗り心地が最悪であるということだ。
現行コペンはグレードに関わらず165/50R16、ブリヂストンのPOTENZA RE050Aが標準装着される。これは明確にスポーツ志向のハイグリップタイヤ。ステアリングを切った時の初期応答は速く、切った方向に強く引っ張られる。軽ターボ程度なら滑る気がしないくらいのグリップがある。
しかし、その代償は乗り心地に出ている。うねったりデコボコした路面では、50偏平の薄いタイヤではクッション性がほとんどない。突き上げられ揺さぶられ衝撃がボディに直接伝わる。ドラレコは加速Gを検出しっぱなしでイベント録画がお祭り状態だ。
ガンッ!
ドカッ!
バキッ!
このような衝撃を常に受け続けると、ボディにもダメージがありそうだ。段差を避けるため運転中も路面が気になる。これでは運転が楽しめず、同乗者も乗り心地の悪さに不満を感じるだろう。

早々に見切りをつける

純正タイヤで小旅行に行きトータルで1000km走った後、16インチホイールと50偏平タイヤでは無理だと結論付けた。そこでインチダウンを決意。純正ホイールのままタイヤをコンフォートタイプに変えることも考えたが、根本的にタイヤのハイトが薄すぎる。POTENZAよりはマシになるかもしれないが中途半端な改善では意味がない。思い切って14インチにインチダウンする。14インチにインチダウンする例は多く、特にスタッドレスタイヤの場合が多いが、サマータイヤでの事例もあり、乗り心地が明らかに改善している。これは期待できる。

タイヤ・ホイール選び

ホイールは目立つデザインではなく、クラシカルなイメージのものが良い。ホイールを目立たせたいワケじゃない。色々調べ、MINILITEを探したが新品は見つからず、ヤフオクでも状態の良いものはなかった。昔のダイハツ車に採用されていたので純正部品として入手可能かもしれないが、エグい価格になるだろう。最終的には似た雰囲気のホットスタッフのララパームカップ2を選んだ。

参考にしたブログではホイールはブリヂストン製と記載されているが、ブリヂストンのページにも戦略的提携が記載されており、他社製ホイールをブリヂストンブランドで販売しているようだ。

タイヤサイズは165/65R14で外形は1ミリの差でほぼ同径である。しかしこのサイズにはスポーツタイヤはない。ハイグレードタイヤもなく、エコタイヤばかりである。乗り心地やドライブリップもある程度は考慮したいが選択肢は限られる。結局、最もマシと思われるダンロップのルマンV+を選んだ。ルマンは昔はブリヂストンPlayzのような位置づけだったように思うが、現在はより低燃費、低騒音のエコタイヤになっているようだ。しかし他のエコタイヤよりはマシと判断した。

軽量化になる?

タイヤホイールの重量は、純正BBS鍛造ホイールとブリヂストンのPOTENZA RE050Aが12.5kg、ホットスタッフのララパームカップ2 14インチにダンロップのルマンV+を組み合わせた場合は10.5kgとなり、その差は2kgだった。タイヤ4本で合計8kgの軽量化が達成された。タイヤ屋の話によれば、純正のBBSも軽い方だが、さらに軽量化が図られた。

純正BBS鍛造16インチ+BS POTENZA RE050A

ホットスタッフ ララパームカップ2+ダンロップ ルマンV+

 

いざ交換

いざホイール交換

純正16インチホイール

ぽってり ルマンV+

なんだか可愛らしくなったコペン

なおBBS鍛造ではない素の16インチはもっと重く、ネット検索で調べる限り14Kg以上あるようだ。そこからだと少なくとも14キロくらいの軽量化になるだろう。

備忘録:ホイール換装計画|コペロー@LA400Kのブログ|コペロー@LA400K のページ - みんカラ

鍛造ってどのくらい軽いの?TE37 KCR を コペン セロ に装着! | 鈴鹿店 | 店舗ブログ | タイヤ&ホイールの専門店「クラフト」

交換した結果

乗り心地は劇的に改善された。これはもう別のクルマだ。ガンッ!、ドカッ!、バキッ!という衝撃はなくなり、荒れた路面や段差でも、タイヤが衝撃を吸収している感触が明らかだ。タイヤが受け止め、サスペンションが動き、ボディが揺れる。インチダウン前は瞬間的にダイレクトな衝撃を感じたが、インチダウン後はタイヤとサスペンションが衝撃を吸収し、最後にボディが揺れるような挙動になった。また、ステアリングや体に伝わる感触も滑らかになった。

ドラレコイベント録画の変化

どのくらい改善されたかを定量的に説明するのはなかなか難しいが、ドラレコのイベント録画動作にわかりやすく差が出たので紹介する。
ドラレコはケンウッドのDRV-350Cで、一定の加速度がかかるとイベント録画される。

取扱説明書より引用

純正タイヤホイールだとデフォルト(加速度1.5G、6段階中の4)で四六時中ピコンピコン検知しまくりでうるさいし使い物にならなかった。感度設定を6段階中の2(加速度2.5G)に落としていたが、インチダウン後は感度設定をデフォルト(加速度1.5G、6段階中の4)に戻してもイベント検知しっぱなしでアラーム音が鳴りっぱなしということはなくなった(荒れまくった道ではそれなりに検知する)。

ドラレコイベント録画 設定値4(初期値)で誤検知しなくなった

グリップ

グリップは低下したと思われるが、山道での激しい運転をしなければ十分なグリップがある。ステアリングの初期応答は普通の車並みになり、街乗りや郊外ドライブにはむしろ疲れないと思う。純正サイズPOTENZAは路面の状態に敏感だったが、交換後のタイヤは直進安定性が向上し安定している(ダルになったともいえるがナーバスよりはよい)

静粛性

タイヤのパターンノイズやロードノイズが明らかに減少した。オープン状態で走行すると、エンジン音やオーディオの音が以前よりもクリアに聞こえるようになった。これまでタイヤノイズが大きかったことがよくわかる。

燃費

燃費はまだ不明だが、コースティングの感触から改善される可能性がある。交換前の旅行では400km走行し、燃費は22.4km/Lだった。今後確認したい。

その他の変化

機械式駐車場へ駐車しているが、車庫入れがやりやすくなった。関係あるのかと思われそうだが、段差を乗り越えるのがスムーズになった。以前はタイヤが固く変形しなかったのが、柔らかく段差を乗り越えてくれるのでクラッチ操作に気を遣わなくてもスルスルと車庫入れが完了する。不思議な感じである。

総評

大成功。
オープンエアモータリングを快適に、という意味では明らかに14インチが正義だと断言する。
ダイハツは全車を16インチ仕様にするのではなく、メーカーオプションで14インチのミニライトを選択できるようにすべきである。GRスポーツやローブなどスポーツイメージのグレードでは16インチでもいいかもしれないが、セロのようなグレードでは14インチホイールがより似合うし圧倒的に実用性が高い。

(番外)大径ホイール+低偏平タイヤの功罪

色々参考になるサイトもあったが、理詰めで大径ホイール+低偏平タイヤのデメリットを説明する情報源は多くはない。ただ、以下を読めば十分じゃないか?元トヨタの多田さんだよ?

ホイールが大きくていいことなんて、ひとつもありません(笑)。

www.webcg.net

 

除湿機導入によるエアコンの湿度戻り対策 わりとガチのレビュー

エアコンの湿度戻り問題

はてなブックマークでエアコンの湿度戻り問題に関する話題を目にした。

b.hatena.ne.jp

しかし実際に対策を試みた体験談やその具体的な結果を報告している記事はほとんど見当たらない。もしくはGoogleの検索が劣化したせいでそういう個人ブログの情報は探し当てられないのかもしれない。この記事も読まれることがあるかは不明だが、試した結果としてに書き残しておく。

エアコンを使っても寝苦しい

夏になるとエアコンを使っていても寝室の湿度は80%を超えることがしばしばあり、非常に不快な状況になる。寝室にはswitchbotの温湿度計を設置しており、それが記録した実際の湿度戻りの状況は以下のようになる。いやいや酷い状況だ。うちは内窓もあり、断熱性も高めなので、運転能力を絞りきれずサーモオフしていると思われる。省エネ的にはサーモオフしたっていいんだけど、結露した水を室内に放散するのは熱力学的には暖房と似たようなもんなのでは?と思う(正確な表現とはいわないけど、エネルギー的には潜熱として室内側に放散しているでしょ)。

湿度戻りの様子

寝室エアコンには再熱除湿機能がなく、サーモオフによる湿度上昇を避けられないため、別の対策を考える必要があった。

除湿機を使ってみる

再熱除湿機能のついた新しいエアコンの購入も検討したが、湿度戻り以外に問題も無くまだ新しいエアコンを買換えるには忍びなく、お金もかかるので除湿機の導入が合理的だと判断した。

除湿機は大量に売られているが、電気代や夏使うことを考えるとコンプレッサー式がいいかなと考えた。しかしコンプレッサー式はその名のとおりコンプレッサーが運転されるので騒音が大きめだ。色々調べてコンプレッサー式のなかでも静かな機種を探した。安価な製品も多くあったが、レビューで非常にうるさいという意見が多く見られ、概ね価格・グレードと騒音レベルに相関があるように見えた。静音性で評価が高かったのが三菱電機のMJ-M100TX(W)で、通販で購入した。かなり大きく重いが、車輪がついており室内の移動は比較的容易である。

 

 

使ってみて

実際に使用してみると、たしかにしっかりした作りでビビり音は無かったが、コンプレッサーが回る音自体ははっきりと分かる。これはコンプレッサー式の限界かもしれない。ただ安物のレビューにあるような、共振・ビビり音はせず、純粋にファンの送風音とコンプレッサーの動作音だけである。よって置き方の工夫を迫られたりすることは無かった。

まとめると以下のようになる。

サーモオフ抑制: 除湿運転によってサーモオフが抑制され、ほぼ一定の湿度を保つことができる。湿度計の記録を見てもビタッと湿度が一定になるので、「サーモオフになったけど除湿して一定に保つ」ではなく「除湿運転中の熱がサーモオフを防ぐ・バランスする」ためではないだろうか。
湿度戻りの緩和: サーモオフ抑制は完璧では無く、発生することもある。しかしサーモオフが発生しても、即座に除湿運転が強くなり、湿度の戻りを緩和する効果があった。

結果をグラフで示す。のこぎりの歯のような湿度戻りのギザギザはなくなり、温度湿度とも安定する。明け方にサーモオフが発生しているが、それも軽度で押えられている様が見て取れる。これだけ見たら大成功である。

基本性能の高さ:除湿能力は非常に高い。湿度計のレスポンスもよく精度も高い(switchbotの湿度計と比較)。湿度の変化に敏感に反応して運転能力を調整している。

湿度戻りを押えられている

しかしながら、この除湿機を使ってみていくつかの問題点も見つかった。

送風音の大きさ: 送風・ファンの音がかなり大きく、特に夜間の使用では睡眠の妨げになるほどだった。これは後述する理由により回避することが難しい。
運転モードの限定性: 居室の除湿については基本的に自動モード(標準)しか選べず、風量を調整することができない。目標湿度に向けて全力で運転するのだが、もうすこし能力が落ちてもいいから控えめにしたいと思ってもできない。また、目標湿度も基本的に50%で固定されており、選択の幅がない。60%くらいでもいい、となればもう少し省エネにもなると思った。

風量を控えめにしたければ連続除湿で「弱」にすればよさそうだが、このモードはコンプレッサーが連続運転になり、50%を割っても除湿が続く。そこまでカラカラにする必要は無いし、電気代の無駄だ。

除湿に限った細かい運転モードはない

まとめると、衣類乾燥に特化しているため、居室の除湿としては機能が不十分であることが感じられた。前述のとおり除湿機能は強力であり、衣類乾燥向けのメニューは充実している(洗濯物とかみつけるムーブアイとか)。あくまでも居室特に寝室で使ってみた場合のレビューとして見ていただければと思う。

総括

これらの結果を踏まえ、寝室での使用には適さないと判断し、ものが新しいうちに手放すことにした。差引約1万円かかったが、実際に試せたからよしとしよう。この夏湿度戻りがない空間を作れたし、実際、湿度が安定して50%前後に落ち着いて送風が静かになった後は快適そのものであった。

自分は来年どうするかは決めてないが、再熱除湿機能がないエアコンを持つ方々には、除湿機の導入を検討時に参考になれば幸いである。