Intel Rapid Storage Technology RAID5の書き込みパフォーマンス

手元に中途半端な容量のHDDが数本あり、使い道ないかとIntel RSTのRAID機能でRAID5を組んでみた。2TB、2TB、3TBという組み合わせなので3TB HDDも2TB扱いされて4TB相当のボリュームができあがった。最低限の耐障害性はあるし、多少遅くてもここにデータを放り込めときゃいいなぁ、と思ったのだが、非常に速度が遅く、これは我慢するにしても厳しいわ・・・・ということになったので記録しておく。

 

OSはWin10 pro、メモリ8GB、ディスクは3.5インチHDDメーカーはSeagate、WD、WD。

 

RAID構成は以下のとおり。組み合わせに計画性はない。余ってたやつだし。

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設定は多少いじってみたけど大差なかったので安全めに振ったつもり。

3TBのディスクはちょっと怪しい挙動もあるんだけど、今のところエラーはなし。その程度のデータしか入れない、てことです。

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で、これがデータコピーしてるときのスクリーンショット。11.1MB/sとなってるけど、8~18MB/s辺りをうろうろして、大体均すとこれくらいの平均値になると理解している。

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コピー中のタスクマネージャ。例示しているコピーは一つ数百MBのファイルを連続的にコピーしておりシーケンシャルライトといって差し支えないと思う。具体的には図のディスク2からディスク1(RAIDボリューム)へコピーしており、ディスク2がヒマしているのと比べディスク1はもう、いっぱいいっぱいの状況。これが現実の性能のようだ。

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ファイルコピーをキャンセルしても十数秒、RAIDボリュームへの書き込みは継続された(ディスク2のアクティビティは0%)。キャッシュされてるデータを一生懸命終わらせようとしている挙動。

キャッシュはキッチリ働いてて、書き込み始めた直後は80MB/sとか、見た目的には出る。すぐ、下に張り付くけど。

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ということで超適当な評価だが、遅いと言い切るには十分なネタと思いますのでご査収ください。