GoogleフォトでMTS(AVCHD)動画をアップロードする

撮影時日時にタイムスタンプが使われない

SONYのデジカメで撮り溜めた動画(AVCHD、拡張子MTS)をGoogleフォトへアップロードする際に問題が発生した。試みた方法は、Googleフォトにブラウザでアクセスしファイルをドラッグ&ドロップする方法。
2017年4月時点、この方法でMTSファイルをアップロードすると、アップロードした時間が撮影時間と誤認識されてしまう。ファイルの作成日、更新日は無視される上、アップロード時間が撮影日時になる+追い打ちでタイムゾーンまでズレるので、使い物にならない。ブラウザを変えてもダメ。

解決方法

Windowsアプリケーション「Google photos upload」を使ってアプリ経由でアップロードするとうまくいくことがわかった。

怠惰で申し訳ないが、ファイル作成日とファイル更新日、どちらが撮影日とされるのかは確認していない。両方とも揃えてしまってからアップロードしたので。

アプリのダウンロード Googleフォト

どう考えてもWebアップロード機能のバグなので、早く修正されて欲しい。

Androidデバイスマネージャーが応答しなくなる問題(解決)

知人がマラソン大会にエントリー、自分はサポートとして同行した。
公設の応援場所が設けられており、そこへ陣取り応援した。ただ、ランナーが目の前を通るのは一瞬である。意外と速いよ。人気イベントで参加者多数だと見落としてしまう。そこでAndroidデバイスマネージャーを使うことにした。

Android device manager

google純正の位置情報特定アプリでgoogleアカウントに紐付いた端末がどこにあるか地図で返してくれる。テストでは問題なかったのだが、本番では途中から「ご利用いただけません」と位置情報を返さなくなってしまった。
 
イベント後、色々試した結果、以下のことがわかった。
  • Wi-Fiなら問題ない
  • モバイルネットワークでも画面点灯中は問題ない
  • iijmioの音声SIMなら問題ない
  • データ専用0simでスリープ後、位置情報返さなくなる
 
MVNOキャリアの種類が問題なのか、音声の有無が問題なのかは手持ち機材ではわからなかった。音声SIMであるかどうかの違いは突き詰められなかったため、ここでは単純にスリープ後、問題が生じたということにしておきたい。
 
同様の事例がないか検索してみた結果、いくつか引っかかるものが見られた。
いずれもgcm(google cloud messaging)で問題(セッションタイムアウト)が生じ、Googleサーバー側からのPUSH通知が飛ばなくなってしまう、というもの。
対策用のアプリがいくつもあり、問題に悩まされた人の多さを感じることができる。
 
HeartBeat Fixer for GCM
 
というものをインストールしたところ、デフォルトのセッティングで問題の発生は無くなったようである。これらアプリはOSとは別の動きでGCMサーバーとのセッションを定期的に張り直す。
モバイルネットワークの状態で一晩放置し、翌朝デバイスマネージャで位置検索してもすぐに応答を返してくるようになった。
 
数年前だろうか。Wi-FiだとPUSH通知が来ずGmail着信がわからないという問題があった。そのときは3GやLTEなどのモバイルネットワーク接続はOKなので、定期的にWi-Fiを切るようなアプリもあったような?
Andoridは7.0までバージョンが上がったが、常にこの辺りの問題を抱えているような印象がある。

2017年 初春のインフルエンザ

インフルエンザに罹患した。数年ぶりだろうか。

不安になってインターネットを検索する。が、医療関係においてはクソな情報しかない。welqは叩かれて消えた(消えている)が、それで全部解決とはいかない。

嘆く前に自分でちょっと書いてみるか、と自分のインフルエンザの経過をメモしておく。

発症前日

どの時点で発症とするかは難しいが、会社を休んだ日からとしようか。 朝一出社するときは何ともなかった。
昼、食事に行くちょっと前、あれ?なんかおかしいなという感覚。これは風邪かなぁ程度であった。しかし15時くらいから明らかに咳が出始め、体調悪化を感じ始める。2時間半後の定時ぐらいには、歩く元気も失せており家人に車で迎えに来てもらった。その足でドラッグストアへ向かい、体温計と総合風邪薬を購入。翌日はそこそこ大事な予定もあり、軽かったら会社へは行くつもりだった。
実際に買った体温計はコレ。 もう少しブザー音が大きければ満点。

テルモ 電子体温計 【スピード検温式 平均20秒】 ET-C231P

テルモ 電子体温計 【スピード検温式 平均20秒】 ET-C231P

 

夕食後体温測るもまだ36度台、なんとかなるかなという期待とは裏腹にどんどん気持ち悪くなり早々に就寝。 気持ち悪さを何と表現するかは難しいが、怠さであったり悪寒だと思う。この時恐らく20時ぐらい。

一日目

午前2時ぐらいに目覚める。猛烈に気持ちが悪くガタガタと震えている。朦朧としながら温度計を脇の下に突っ込み表示された数字は39.5度。これは無理、明日会社休みだと思いながら、寝ようと思うが眠れない。とにかく辛く体が震え頭痛で頭はガンガン鳴り、目が痛み、膝から下の足が痛い。今からすぐに病院へ行きたいのだか、開くまで後6時間・・・というわけで朝まで眠れずガタガタと震えながら耐えた。

こんなとき時間が過ぎるのは遅く、 空が白み始め朝日が差し込んできたときも「まだかよぉ」という気持ちだった。

会社に欠勤の連絡を入れ、病院へと向かう。受付で病状を申告すると「インフルエンザの可能性がありますね。検査をしますのでお待ち下さい」と言われる。病院はそこそこ混んでいたが検査は優先しているらしく、すぐに処置室へ呼ばれた。検査はよくあるわの鼻に棒を突っ込むやつだ。待合室で戻りまた待つのか・・・と思っているとすぐ呼ばれる。多分結果が陽性だったからだろう。インフルエンザ患者を1秒でも待合室に置いておきたくはないよね。診察室ではインフルエンザですね、薬出しときますねーでおしまい。

ふらふらしながら行った院外薬局で処方されたのはイナビル。これまでタミフルとリレンザは使ったことがあるような気がするんだが、これは初めて。自宅へ戻りイナビルを吸入して早々に寝る。

二日目

イナビルは効いたのか?自分の感想は「あまり効かなかった気がする・・」である。熱のピークは40度であった。ただひたすら寝る。

三日目

全身倦怠感も引かず、体の表面に走るピリピリとした痛みがでている。衣類や布団と擦れると非常に不快。熱も下がらずピークは40.5度というか一番熱が出たのはこの日。なお3日目以降、インフルを移してしまった家人の介護をするというタスクが追加された。大失敗だよ!

四日目

熱が引いてきたことを実感し始める。この段階でも37度超えているがだいぶ楽になってきた。ただし、体表面のピリピリ感は殆ど引かず、回復感の足を引っ張る。

五日目

会社は今日まで休み。当初は最後二日くらいは治っていて暇だろうな~等と思っていたが、全然ダメ。なんとか明日からは会社行けるな、、、くらいだ。熱はほぼ引いたが、消耗しきった体が重い。また、体表面ピリピリ感もあまりよくなってない。

社会復帰

重い体を引きずって会社へ行くと、自分の発症直後より事務所で感染爆発が起きており欠勤者だらけになっていた。トップを切ったのは自分であるが、、、、さあね。。。。

敗因

今シーズンはなんとなくワクチン接種には行かなかったのだが、これも失敗だった。来年からはまたしっかり受けるようにします。

余談

12月のイベントで痛めたアキレス腱はインフルで寝ている間に治った。やはり動かさないのが一番なんですな。

 

Panasonic電工 アラウーノCH1002WSの故障例

2010年に設置したパナソニックアラウーノSが故障した。型番はCH1002WSである。ネット上に類似の情報を見つけることはできなかったので、ここに私が遭遇した事象を記しておく。

症状

発生条件は便座自動開閉がONのとき。自動洗浄機能のON/OFFは関係しない。

使用後3分経つと、蓋が自動で閉まる。その後以下の状態になる。

  • 着座センサーがONになる。暖房便座ONだと便座が暖まった状態になる。脱臭装置らしきファンが動きっぱなしになる。
  • 自動開閉が機能せず入室しても蓋が開かなくなる。
  • 蓋の開閉ボタンを押しても反応しない。
  • 水を流すことはできる。
  • 蓋を手でチョイと持ち上げると開閉ボタンが機能する。このとき自動洗浄ONだと水が流れる。

なんというか、人が居らず蓋が閉まってるのに幽霊がトイレに座ってる感じ。

便座ヒーターは入りっぱなしになるし蓋は開かないしでどうにもならず毎回コンセントを抜くという面倒な状態に陥った。

原因

住宅会社を通じてPanasonic電工の修理を手配した。事象を説明後、ばらして点検を始め、割と短時間で原因の報告をもらった。

壊れているのは蓋の開閉状態を検知するセンサー(抵抗値を見ているということで、見た感じ蓋の開閉に伴う軸の回転でボリュームを動かしているように見えた)。これが狂い、以下のシーケンスでこの症状に陥る。

  1. 利用後3分で自動的に蓋が閉まる。
  2. 開閉センサーが壊れており「蓋が開いている」と誤認識する。
  3. 人が座るかどうかを検知するため赤外線式の着座センサーが動作する。
  4. 蓋が閉まっているので赤外線が蓋の裏で反射し「人が座っている」と誤作動する。
  5. 便座ヒーターON、人が座ってるから手動開閉ボタンは無効化。

一カ所の故障が上記のようなよくわからん動作を引き起こしていた。

修理箇所

蓋の開閉センサー交換で直ると思います、、、、とのことであったが、万一のことを考えて着座センサーも予防交換します、とのことで2カ所の部品が交換になった。動作テストは良好で故障は解消したと思われる。

 

原因を聞いてから考えたのだが、自動開閉をOFFにして蓋を開けっ放しにしておけばもう少し不便は減ったかもしれない。蓋が開いていても人感センサーが正常なら人が座ったという誤認識にまでは至らなかっただろう。

着座センサーが赤外線式だったのも要因の一つで、人が座った重さを検知する方法であればこうはならないだろう。

まぁどっちにしても故障しているわけでその場しのぎにしかならないけどね。

知らなかった

故障とは関係ないが、7年使っていて初めて気づいた機能がある。

蓋と便座の開閉は自動/手動を切り替えられる。手動の場合は、リモコンの開閉ボタンを押すのだが、これまで以下のように使っていた。

  1. ボタンを押す
  2. 蓋が上がり、続けて便座が上がる。男性小用状態。
  3. ボタンを押す
  4. 便座が下がり、座れる状態に。

一度、蓋と便座が上がるのを見届けてからもう一度ボタンを押すところに面倒さを感じていた。今回、サービスマンがやっていて気づいたのだが、実は以下のような操作が可能であった。

  1. 開閉ボタンを連続で2度押す。ピッピッ、と連続入力できる。
  2. 蓋だけが上がり、座れる状態に。

知らなかったよ・・・・・・

TJAR(trans japan alps race)という超人レースを見た

NHK BSでみた番組。

富山の日本海岸から出発し、北アルプス、中央アルプス、南アルプスを縦走して最後ロードを85キロ走って静岡、駿河湾に達する415キロのウルトラトレイル。 

参加資格がすごい

とてつもないレースであるが故、その参加資格も限りなく高い。

http://www.tjar.jp/2016/outline/guideline.html

①参加資格

1.過去70Km以上のトレイルランニングレース*¹を完走している事(大会名、開催年月日、ナンバー、タイム)

2.過去標高2000m以上の場所において 10泊以上の露営経験がある事(年、月、場所(キャンプ場名))

1も2も何いってるんだかわかんねーな。

しかもこれだけではなく、参加条件(書類選考基準)が別にある。たくさんあるので一部だけ引用する。

②参加条件(書類選考基準)・・・2015~2016年の実績

1.TJAR本大会を想定した長時間(概ねコースタイム15時間以上)行動後、標高2,000m以上の場所(北海道は標高1500m以上)において、4回以上の*²ビバーク体験があること。申し込みにあたって、*³写真のデジタルデータを添付のこと。

 

7.日本語堪能であり通常の会話もしくは読み書きのできること。

 

10.1日にコースタイム20時間以上の山岳トレイルコースを、コースタイムの55%以下のタイムで走りきれる体力と全身持久力を有すること。注:昭文社「山と高原地図」などのコースタイム、実際の行動時間、その比率(実際の行動時間/コースタイム)を参考値として提示のこと。

 

11.フルマラソンを3時間20分以内、あるいは100kmマラソンを10時間30分以内に完走できる体力を有すること。(大会の記録証、大会ホームページ等記録の画像ファイルを添付の事)

 

私が満たせるのは日本語が話せるという点だけである。

しかも、選考会が別にあってふるいにかけられ、人数多ければ抽選になるようだ。

レースなのでトップの争いもあれば、完走を懸けた戦いもある。後者はどうしてもトップ選手と比べて何か劣った印象になりがちなのだが、この参加資格を見るがいい。エントリーするだけでもその辺の一般人からすると化物レベルである。

 

外国人がいない

同じNHK BSではGREAT RACEという番組で世界のウルトラレースを取り上げている。大体日本人が参加していてその闘いぶりも紹介される。

しかしこのTJAR、日本人ばかりで外国人が参加してる様子がない。なんでかなと思ってたのだが、参加条件にあるように「日本語堪能」という事項があるためと思われる。

今どきそんなもんかなと思うところもあるが、一歩間違うと死にかねないヤバさなので、運営として安全を確保するための措置なのかもしれない。

参加人数枠がとても少なそうなので、外国人に門戸開放したら日本人居なくなったりして。

お金は大事だよ〜

レース期間中、選手は食事や寝床は自分で確保しなければならない。。。。。割にみんな荷物少ないよなー、食料足りるのかねと思ったら、選手たちは自販機のドリンクを飲み、山小屋でカレーを食い、スーパーマーケットの弁当をモリモリ食べていた。

つまりお金があればそれで補給はありなのだ。というか、荷物を削るため、金で済むところは全部そうするだろう。お札は軽いです。

レース日程は8日間、あの運動量分のカロリーをすべて背負っていくのは無理なんだな。荷物を削っていくとそれは貨幣にまで凝集し、現地調達という形で昇華するのである。

ルールを見たらサポートからの補給は一部例外を除き禁止なので、財布を落とすとリタイアなんてことも有り得そうだ。