オートバックス量り売りエンジンオイルの値上がりが凄い

昔はエンジンオイルを自分で換えたり、銘柄にこだわったこともあったが、今は純正、またはそれに準じたグレードを適宜換えればOKという主義である。

オートバックスは基本ものが高いので寄りつかないが、オリジナルブランド他のエンジンオイル量り売り(工賃込み)はリーズナブルなのでそこそこ利用していた。
しかしこの量り売りエンジンオイルの値上がりが凄い。

写真を漁ると2021~2023年のエンジンオイル価格が出てきたので比較しておきたい。

どれだけ値上がりしたか

以下価格は排気量別に区分された価格(6Lまで)である。

車種 2021年10月 2022年4月 2023年11月 値上率
軽自動車 2,699 3,480 4,090 52%
コンパクトカー(1.5L未満) 3,099 3,780 4,380 41%
普通車(2L未満) 3,499 4,280 4,580 31%
ディーゼル(DL-1)(2L未満) 3,199 5,780 6,380 99%

車種により3割~10割(2倍!)という結果だった。私はCX-30ディーゼルなので一番下に当たる。すんごい値上がりした印象だったけどディーゼルの数字を見ていたから、というのはちょっとあるかも。にしても軽自動車で1.5倍だから結構な値上がりだ。

なお、この値段なら私は買いません。

2021年4月

2021年4月

2022年10月

2022年10月

2023年11月

2023年11月

保護猫と保護団体

猫と生活し始めてからだいたい2年が経過したが、猫を譲渡している保護団体についての記憶を記しておく。

最初からペットショップ購入ではなく保護猫を迎え入れるつもりだったので、保護団体が主催する譲渡会に何度も足を運んだ。探すとネット上に譲渡会の情報がいくつも掲載されている。熱心な団体は毎週のように開催しているので色々見ているうちに分かるようになる。

譲渡会に参加する前から、譲渡条件が厳しい団体があることは聞いていた。そして最初に譲渡を申し込んだ団体の脱走防止基準は特に厳格で、その他設備の調達含め、どう考えても私生活への介入が強すぎた。猫の安全を最優先に考えているのだろうが、ちょっとこれはおかしい、ヤバい人たちだ、結果としてこの件はこちらから断った。あのとき迎え入れたいと思った猫ちゃんは元気にしているかな。綺麗な三毛猫だった。

その後、別の保護団体から猫を家族として迎え入れることができた。実際のところ、表向きの譲渡条件に関して両者に大きな差はない。しかし、実際迎え入れた猫を保護した団体は、条件を厳格に適用するというより、譲渡しても問題ないかどうかを彼らなりの経験で判断しているように感じた。もちろん、誓約書等のかたちで、規約は説明されるが、チェックリスト持ちながら、団体代表が家に上がり込んで一つ一つチェックする、なんてことはなかった。2匹猫を引き取ったが、それぞれ別の団体からである。その両方とも経験豊富だったし、同じような印象が残っている。

最初のちょっとヤバめの保護団体から条件として課された設備に、脱走防止の内扉、「のぼれんニャン」がある。この「のぼれんニャン」は結構なお値段なのだが、結果的に玄関の脱走防止として現在も非常に役立っている。猫と過ごせば分かるだろうが、連中の運動能力、素早さ、瞬発力、ジャンプ力、全て人間には全く歯が立たない。断言できる。ほんの小さな隙間があれば忍者の如くするすると侵入しすり抜けていく。玄関扉の外で脱走前提で待ち受けられたら、それを阻止することはかなり困難ではないだろうか。毎回細心の注意を払って扉を開けるとしても、神経がすり減りそう。のぼれんニャンは内扉なので、非武装地帯?として空間を確保でき、安心して玄関ドアの開け閉めができる。初期コストと設置の手間はあるが、玄関前のレイアウト的に取り付けが可能であれば是非設置をオススメしたいアイテムである。

 

のぼれんニャン梱包状態

 

設置したのぼれんニャン

最終的にさまざまな脱走防止策を導入した。網戸の一部はステンレス網戸に更新し(自分で作業した)、他の窓も100円ショップで購入したラティスを用いて網戸を追加で塞いだ。対策が難しい掃き出し窓の網戸は使用を避け、室内飼いで安全に過ごして貰う責任を果たそうと思っている。

 

腰窓に取り付けたラティス

今、のんびりと過ごす彼女らの姿を見ながら、猫と暮らすことを決心したことは、本当によかったと心から思っている。

 

 

山中で蜂に刺されエピペンを手に入れるまで

だいぶ前の体験だが、メモが出てきて写真も残っていたのでブログに書き残す。

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あるときオートバイで山中を走行中、突然背中に痛みを感じた。熱く焼けるような痛みが走り、まずはなんとかバイクを路肩に停めた。痛みが続く中、全力でウェアを脱ぎ、Tシャツだけになったところで背中から何かが出ていく感触があった。

振り返ると、黄色いものが空に向かって飛んで行った。脅威がそれ以上無さそうなことにほっとしながらも、刺されたことによって体に異常がないかということが気になり始め、呼吸を落ち着けることに集中した。

刺されてとても痛かったが、呼吸が苦しくなるようなことはなかった。病院も何もない山中であるし(携帯も圏外だった)、とにかくここから移動するしかない状況だったが、幸いなことに自宅に着くまでに状況が悪化することはなく無事帰宅した。

結局、5箇所刺されていたが、最初の一撃(左上)が一番腫れていた。

1カ所写ってないが5カ所刺された

5箇所も刺された割には行動継続できる程度のダメージで済んだことから、スズメバチでは無かったのではないか。今思えば、集団に襲われなかったことや、痛みで身動き取れなくなるようなことがなかったこと、パニックに陥って深い山中で転倒しなかったことなど、ラッキーだった。

翌日、痛み以外は問題なかったためそのまま出社し会社にある診療所で診てもらったのだが、派手に腫れていると言われ塗り薬をを処方された。また、再度蜂に刺された場合にアナフィラキシーショックになる可能性があるため、エピペンという薬を処方してもらうことを勧められた。エピペンは蜂に刺された後に体が蜂毒へのアレルギー反応を起こした際に、それを緩和するための薬で、呼吸が苦しくなったり、意識が遠のいたりすることがある場合でも、短時間で効果が現れることが期待できる。アドレナリンの自己注射のようである。

短期間のうちにまた蜂に刺される可能性は低いとは思うが、逆に明日また刺されるということもありえる。リスクと興味と両方が勝り薬を手に入れることにした。

とはいえ風邪を引いて風邪薬をもらうのとは違う。診療所の医師からもアレルギーを取り扱っているかどうかを確認して病院に行くように勧められたが、そんな病院は知らない。そこで近所のかかりつけの病院に電話して、エピペンが処方可能かどうかを尋ねてみた。受付ではまったく話が通じなかったが、最終的に医師に確認してもらい、処方可能という回答を得た。

翌日その病院で受診し、蜂に刺された患部を見せ、会社の診療所で言われたことを伝え、アナフィラキシーショックに備えてエピペンを処方してもらいたい旨を伝えた。医師からは、その虫が本当に蜂だったか等を聞かれ、まずは蜂に刺された部分の治療を行い、一週間後に再診するように指示された。

一週間後に病院で再診を受け、エピペンを手に入れた。練習用のダミーもセットで提供されており、いざというときに正しく使いこなせるように練習しとけということらしい。価格は結構高くて、薬価が1万ちょっとでこれの3割となる。

エピペンと練習用トレーナー

一般的には短期間のうちに二度刺されると、蜂毒に対する抗体が原因でアナフィラキシーショックを起こす、という仕組みなので、刺された後用心のためにエピペンを手に入れたことは正しかったと思っている。しかしずっとその抗体が生産され続け危険な状態が続くのではなく、徐々にリスクも下がるだろうから(個人差はあると思われる)ずっとお守りでエピペンを持ち続ける必要は無いだろう(個人の考え)。
農林業で山に入ったりトレッキングが趣味であれば持っていった方がいいだろうが、病院でしか手に入らないし1万円超えてくるのはちょっと辛いと思う。

結局古典的な猫トイレに回帰した

猫を飼い始めてから、さまざまな猫トイレを試した。

システムトイレからスタートし、普通のトイレを試し、そしてシステムトイレを戻っていたのだが、最終的には古典的な猫トイレに戻ってしまった。理由は、猫が気に入らないような様子が改善されないからだ。いつか慣れてくれて当たり前になることを期待していたのだが。。。。
具体的には、縁に乗っておしっこをしたり、砂をかけずに壁や縁をかいたり、用を足したらすぐに飛び出していくなど、よくいわれるシステムトイレへの不満に合致する行動であった。

人間側がシステムトイレに慣れていたので、少し躊躇しつつも、猫のことを考慮して普通のトイレに戻してみたところ、猫は大喜びでトイレを使うようになった。砂を掻く勢いも格段に上がった。驚いたことに、うんちの頻度も増え、これまで1.5日に1回だったのが毎日になった。


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今使っているメインのトイレはこれ。

 

カインズで買った猫砂。結構埃が立つが固まりは十分。

 

手間が増えると思いきや、実際はシステムトイレと普通のトイレの違いはそれほど大きくなかった。むしろ、普通のトイレの方が良い点もある。システムトイレでは尿を受けるシートの交換が必要だが、こいつがとても臭く、うっかりすると尿で溢れてしまうこともある。そうなるとむしろ掃除の手間がかかり、溢れた尿をこぼそうもんなら悲惨である。さらにトイレ本体も複数のパーツが組み合わさっており、洗浄や乾燥に手間がかかる。

一方、普通のトイレでは固まった尿を人が取り除く必要があるが、慣れると1日に2~3回で十分だし、うんちの掃除はシステムトイレとかわらない。むしろ、猫がちゃんとうんちを埋めてくれるため、臭いも少ない気がする。システムトイレの砂は粒が大きく尿を落とすため深く敷き詰めないため、上手く埋められなかったり、すのこに接触して汚してしまったりする。
固まったおしっこも思ったより臭わず、システムトイレのシート交換時に比べるとむしろストレスが少ない。そして、今日はトイレを丸洗いしたのだが、一体型の容器は洗うのも一瞬で済んだ。

なにより猫が喜んでいる(ハイになっている?!)姿を見ると、手間もそれほど苦にならない。結局、普通の猫砂トイレの方が、猫も人間も幸せになれるのではないかと感じている。

要するに、猫も飼い主もストレスフリーで過ごせるトイレ選びが大切。そんなことを思いながら、これからも猫トイレを掃除する。

マロン 引取り後数日の様子

マロンを引き取って2~3日後の様子。


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保護主からは落ち着くまではケージの中で過ごさせてとのことだったので、大部分の時間をケージ内で過ごさせた。動画ではかなり慣れているように見えるが、ケージ内と外だと様子がかなり違う。ケージ内にいるほうが落ち着いてるし甘えてくる。外に出すと隅っこに走っていき隠れてしまう。

マロンは引き取ったときの体重が1キロ強、片手でひょいと持ち上げられる小さな子だった。元気はあるんだが、食が細くてすぐ猫風邪の症状が出るので心配することが多かった。